February 18, 2006

健康ランド

先日、新規オープンする都会型温泉施設に行ってきました。
温泉と言えば、今年の正月に山行の帰りに入りましたが、休日だったこともあり、人が多く落ち着くどころで無かったです。しかし今回はゆっくり入りました。

日本人はお風呂好きな国民なので、 健康ランドと言うか、都心型の温泉施設は根強い人気がありますね。

都内周辺の代表的なところで
豊島園 庭の湯 
東京健康ランド 
Spa LaQua 
スパディオ
浅草ROXまつり湯
大江戸温泉

等がありますし、地方に行っても沢山ありますね。

今回行ったのは、 湯巡り万華郷 

特に混浴の水着露天風呂は、相当広くてエキサイティングでした。
大きな岩山から滝が流れ落ち、岩山の中には綺麗な照明で演出された洞窟風呂もあり。その他にも様々な温泉が十数種ありました。このお風呂は、夜行くともっと光の演出効果があってお勧めかも・・。

でも、何より良かったのは、混んでいなかった事。
実は、オープン前で招待客のみだったので、適度な人数でした。
幾らいい温泉でも人がウジャウジャいたら、落ち着かないものですが、運営側としては、そのバランスは難しいところでしょうね。

その他、
・水着の着用場所やガウンの置き場所の案内
・危険箇所の注意書き
・濡れた廊下の清掃・・・等々、
幾つも改善課題が見えましたが、今回は覆面調査ではないので、それは大目に見ておくとしましょう。

健康ランドを初めとする温浴施設のマーケットも競争が激化!
今後は立地やコンセプトだけでなく、CSやロイヤリティも含めた総合的なマーケティング戦略に於いて、柔軟且つ大胆にチャレンジできることが、生き残りの条件となりそうです。

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December 18, 2005

理想の男性像

ビジネス調査においては、世の中の流れ・トレンドをよくつかんでおかないといけません。
先日の新聞のコラムで「格上男の時代へ」と言うのがありました。

メトロセクシュアルの時代
今、持て囃されているのは都市型美男=メトロセクシュアルと言う女性的なタイプ。これは「俺は男だ!」的な男性的男性の対極にあるような人たち。
確かにテレビドラマとかファッション雑誌とか見ていると、「オカマの時代なのかな?」と思ってしまうくらい女性的な男性が多い。
ちょっと、気持ち悪いと感じていたのですが「平和な時代だからしょうがないのか」と思ってました。

これからはユーバーセクシュアル
でも、もうメトロセクシュアル全盛はそろそろ収束するらしい。
細やかにトレンドを察する力は持っていながら、女性的ではなくビジネスや学習にエネルギッシュに取り組む男性像。
世の中が不安な時代に入り「安全と水はタダ」の時代ではなくなってきました。
そうした世相も反映して、男性らしい男性像も見直されてきたのかもしれませんね。


どちらが良いとか悪いではない
平和だと、本来動物として備わる「男性らしさ」は必要なくなる。
弱肉強食の自然界だと、その反対ですね。
どちらが良いのか悪いのか?と言う観点でしか見られないと、事の本質は理解できません。
「弱肉強食」と「平和」このバランスと・・。こうしたものの相関関係で、世の中のトレンドが動いて行く。
これが、リサーチャーに必要な視点かもしれません。

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October 19, 2005

武道をビジネスとして世に広める方法

先日の研究会の発展的課題として、武道(無道)を如何にして世に広めるかと言う課題があります。
実際に、ある武道をもっと広げて行きたいという発表者の方に対して、参加者が第三者の立場でいろいろ意見を言うという趣向の会でした。
勝手な推察ではあるのですが、研究会の時に出てきたキーワードなどを繋いで仮説として考えてみましょう!
「武道をビジネスとして考えるなどけしからん!」と言われてしまうかもしれませんが、いいものをちゃんとした形で広めることは、社会全体をよくすることでもあるので、その辺りは大目に見てください。

武道の市場性
武道を志す人は、日本の場合人口の2~3%と聞いたことがあります。
と言うとざっと300万人程度ですか・・。
例えばこの人達が月に5,000円武道のために費やすとすれば、年間市場規模は1800億円。
(武道具の市場は130億円程度と言われていますが)
しかし、 
 ・スポーツなどで体を鍛えたい人
 ・美容や健康のために何かやりたい人
 ・自己実現・人格形成のために何かを学びたい人
と言う見方をすれば、武道に触れて嬉しい人の潜在人口はもっと多いのではないでしょうか。

本来、武道は「喧嘩に強くなりたい」などと言う、荒くれ者が学ぶべきものではなく、より前向きに生きて行きたいというポジティブな方々にこそ、学んでほしいです。
(荒くれ者や消極思考の人が、それを治す為に学ぶのも結構ですが・・)
そういう人たちに、武道の良さについて「気づき」を与え、参加していただくことで、市場が活性化するだけでなく、病める現代人を救う行いにも繋がるように思います。

気づきを与えるメッセージ
先ず、やらなくてはいけない事は、潜在的な武道愛好家に響くメッセージを伝えること。
武道は、体力を鍛えるという側面、美容健康を維持する側面、精神的な鍛錬の側面などがあります。
それを望んでいる人が誰か?
その人たちに響くメッセージとは?

見た目の格好良さも確かに必要です。
練習着やグッズのデザイン・品質と言った面も、ビジネスと言う観点からすると疎かにしてはいけない項目です。
「映画を見て、格好イイのでやってみたくなった」と言うのも、一つの気づきですよね。

後は具体的施策
具体的な施策で、考えないといけないのは、 
  1、立地
  2、時間帯
  3、レッスン内容
  4、価格
  5、イベント
  6、告知手段    などなど。  
1~4に関しては、訴求するターゲットによって組み替えなければなりません。
当然、それによって、6の告知キーワードを使い分けるべきでしょう。
 ・強くなりたい ⇒ 研ぎ澄まされた最速の技
 ・健康志向 ⇒ しなやかで丈夫な身体を創る
 ・美容 ⇒ 身体の無駄な部分を削ぎ落とす合理的方法
 ・芸術派 ⇒ 強さを追求すると美しい
 ・精神鍛錬 ⇒ 無に至るために
 ・人間関係 ⇒ 人の動きを知ることは、人の心を知ること
例えばこんな感じでしょうか?
私は、コピーのプロじゃないので、言葉のセンスはよくないですが・・。

5のイベントに関して。ありがちなのは試合や大会ですが、勝ち負けを目的としない武道の場合は、必ずしもそれが良いとは限りません。
演舞や合同練習、座学セミナー、実戦を想定した訓練(普段の練習で出来ないこと)など、実用性とエンタテイメント性のある、コンテンツが開発できるといいですね。

6の告知手段については、今まで武道の世界では取り組んでこなかったことかと思います。
口コミや貼り紙による告知だけではなく、インターネットを使うなどの新しい切り口も考えられます。

以上、研究会の時に出てきたキーワードを元に勝手な意見を書いてみました。
発表者の方が、素晴らしい仕組みを作ってくださるのが楽しみです。

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September 16, 2005

ユニバーサル・サービス

平成13年の身体障害者実態調査によると、日本の障害者人口は3,245,000名。現在では350万人に達していると言われます。
その6割以上が65歳以上の高齢者。今後総数・人口比共に増加すると考えられており、この方々に安心して使っていただけるサービスが求められています。業界に先駆けて、『ユニバーサル・サービス』を実践し、障害のある方々の利用を伸ばしている京王プラザホテルの方にお話を伺う機会がありました。

バリアフリーとユニバーサルサービス
「バリアフリー」と言われますが、この「壁がある」と言う前提を取り払ってしまう考え方として、ユニバーサルデザイン・ユニバーサルサービスと言う概念があるようです(正確な認識なのか、不安ですが・・)。詳しい定義は分かりませんが、要するに「障害者専用トイレ」ではなくて「誰でもトイレ」を作ると言うようなことでしょうか?確かに「特別扱い」してしまうことが、既に壁を作っていますよね。
やってしまいがちなのが、「障害者専用」施設にお金をかけて、返って壁を作ってしまうこと。増して「専用」だから、融通が利かずロスの原因に・・。
少し発想を変えて、誰もが使える施設やサービスを提供することで、お客様との心理的距離を縮めると同時に経費やロス率の改善にもつながってしまう。単に概念的なものに留まらず、合理性も兼ね備えた考え方だと思います。

点字と手話は万能か?
目の不自由な方への対策として思いつくのは「点字」。
耳の不自由な方とのコミュニケーションで思いつくのが「手話」。
設備に点字をつけて、従業員が手話をマスターすれば、対策ができていると言えるのかと思うと、そうではないようです。
「点字」が読めるのは、視覚障害者の10%弱。
「手話」が出来るのは、聴覚障害者の15%弱。
だから、寧ろ効果的な方法としては、
視覚障害者には「音声による案内」。
聴覚障害者には「筆談が出来るメモがあること」。
が有効なようです。
意外ですが、思ったより簡単な方法で効果的なコミュニケーションが出来るのです。これも言われてみないと分からないですね。

難しいことをしようと思わない
外国人の方と話したくても、言葉が分からない。これと同じようなことが障害者の方とのコミュニケーションでもあるのかもしれません。難しく考えてしまうから壁を作ってしまう。
相手のことを理解するひとつの方法として、目をつぶった人を別の場所に誘導する練習をすると良いみたいです。目を瞑って誘導されてみると、どういうところで不安を感じるのか体験を持って知ることが出来る。
難しいことを考えるよりも、相手の立場を経験してみる方が、壁をなくすのに効果的なようです。
やはり、「学ぶ」とは「体験する」ことなのですね。

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July 10, 2005

香りのマーケティング

昨日はマーケティングの勉強会で「香り」について学びました。

人の印象に影響を与えるもの
香りは、食品や、空間プロデュースの他、フレグランス、アロマセラピーなどいろいろ活用されている割には、まだ陽の目が当たらないというか、ビジュアル分野に比べると、まだまだ影の存在のように感じますね。

確かにはじめて会う人や、お店・商品を印象付けるものとして、一番大きな影響を与えるのは「見た目」つまりビジュアルだと思います。
だから、
・身だしなみ=見た目の美しさや礼儀正さ
・店頭演出=VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)
・IP(アイテムプロモーション)=POPやパッケージ
と言うような形で、「視覚」を中心としたプロモーションを展開しがちです。
商品を色鮮やかに見せるためにライティングを工夫したり、場合によっては、肉に赤い色素を振りかけて美味しそうに見せるといったことまであるようです。

しかし、「印象」に影響を与えるのは「視覚」だけではありません。
そこにある「音」(聴覚)や「香り」(臭覚)からも大いに影響を受けているはず。
特に、香り(臭覚)には、人の本能的な部分や潜在的な意識に影響を与えるようですね。

様々な香り活用事例
先日、スイスの研究チームが「嗅ぐと信頼感が高まる物質(=オキシトシン)」を発見したと言う話題がありました。

お店の香りマネジメント支援をしているピクセンのウェブサイトでは、香りにの活用によって、店舗の顧客滞留時間が大幅に伸びたと言う米国の事例も紹介されています。

香りのデザインを専門に研究されている香りのデザイン研究所などでも、いろいろ面白いサービスをされているようです。

アロマセラピーに代表される、癒しなど人の心理に影響を与えたり健康に役立てるなどと言った使い方は、少しずつ注目されてきています。ただ、食品などと異なり、成分表示や効果効能に対する見解が十分でないことから、信頼性と言う意味では発展途上なのかもしれません。(飲むフレグランスなどと言うものもあるようですが・・)
でも、香りによって効率が上がったり、やる気がでたり、ロマンチックな気分になったり、リラックスできたり、快眠できる。香りを生活に取り入れることで、生活はもっと豊かになりそうです。

また、欧米のシャネル・ブルガリような「フレグランス」を含んだ総合ファッションブランドの存在は、国内に見当たらない。ここら辺りにも、まだまだチャンスがあるのでは?

一方で、タバコや汗のニオイ、口臭や加齢臭(オヤジ臭)など、消したいニオイの存在も忘れてはいけません。
消臭制汗剤(デオドラント)と言うと、女性用のイメージがありましたが、今は男性をターゲットにした商品も多く店頭に並んでいます。

シャツなどの繊維メーカーの方でも、防臭・抗菌加工についての研究は進んでおり、抗菌・消臭効果の認定なども行っているようです。(日本化学繊維検査協会

このように、「香り」を戦略的に活用する取り組みには、今後いろいろな可能性があり楽しみです。

※参考
日本アロマ環境協会
日本香料工業会
芳香消臭脱臭協議会
日本味と匂学会
日本アロマコーディネーター協会
日本アロマコーディネータースクール
日本フレーバー・フレグランス学院
AllAbout アロマテラピー
香りのリンク集(武蔵野ワークスさん)

香りを活用した商品やお店
ニールズヤードレメディーズ
PIYOKO
BOTANICALS
生活の木
アロマオイル専門店 アロマの素


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June 13, 2005

マクロビオテック

先日参加したマーケティング勉強会のテーマはマイクロビオテック。
正直、言葉はよく知らなかったのですが・・。

健康食品の一種?
オーガニック食品のこと?
ベジタリアン?

素人考えで怒られそうですが、簡単に言うと一種の「料理法」であり「考え方」である様子・・。

基本となる考え方は
「身土不二」   体と環境はバラバラではない。すなわち季節や土地柄にあった食べ物を摂る
「一物全体」   一部を食べるのではなく全体を食べるとバランスがよい
「陰陽の思想」 エネルギーの陰陽のバランスを取る

私は武道をやっているのですが、やはり基本的な考え方として陰陽の考え方が出てくる。
なんだか哲学チックですね。

「LOHAS」(Lifestyles of Health and Sustainability )などという言葉も流行ってきており、エコ市場と健康市場、自己啓発市場が融合し、ライフスタイルとして姿を現しつつあるような感じがします。
本来人間があるべき「自然な姿」で生きるって事が難しい世の中のようです。

マーケティング的にみると、どういう分野でマーケットを作ってゆくのだろうということになりますが、
・飲食店などの展開
・ライフスタイルを提唱した雑貨や家具などの販売
・食材などの販売(店舗型・無店舗型)
・関連商品の開発
・書籍の出版など情報提供サービス
・セミナーや教室など啓蒙・教育ビジネス
・SM,DGS,CVSなどでの企画プロデュース
などになるのでしょうか。

ただ、いろいろ流派みたいなものがあるようで、我々無知な人間からしてみると、かえって敷居を高くしているように映る一面も見受けられます。気軽に皆が体験出来るようになる為には、雑誌などのメディアの仕掛けや、売場などでの分かりやすい訴求を行ってゆく必要がありそうです。
すでに、欧米のスーパーではオーガニックやフェアトレードの商品がカテゴリーとして定着し、ホールフーズマート のように、売場にエンターテイメント性を持たせて消費者の支持を得ている流通もあるとの事。
日本の食品売り場の近未来形が垣間見えたように思えました。

情報源として注目のウェブサイト
日本CI協会
正食協会
日本オーガニックコンシェルジュ協会
ナチュラルハウス
anew
大地を守る会

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May 21, 2005

ソーシャルネットワーキングサイトの使い方

先日、総務省からブログ・SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の現状分析及び将来予測と言う資料が発表されました。
2005年3月末時点の国内SNS参加者数は延べ約111万人、そのうち少なくとも月に1度はSNSを利用している人は約80万人。2007年3月末にはそれぞれ約1,042万人、約751万人に達すると予測しています。

ブログはまさしく今書き込んでいるものですが、SNSについても普段から公私共に活用させていただいております。SNSの活用の仕方はまだまだ試行錯誤。大企業の場合には独自の会員組織をSNSに似たブランドコミュニティ化することで、お客様どおしをつなぎロイヤリティや貢献意欲を醸成するといった戦略も見受けられます。
こういった仕組みを中小企業はどう活用して言ったらよいか?弊社でもいろいろ試行錯誤しながらもご提案させていただいております。

SNSを仕事に活かす
オリジナルのブランドコミュニティではなく、SNSの仕組みを無料で開放している会社のサイトを利用する方法もあります。ただ、あくまでこの場合は独自の仕組みではないので、事業活動そのものと言うよりも、個人的な交友関係を深めたり、調べものや研究活動などに使うなど限定した使い方に留まります。

でも使い方はいろいろ。私も気づいていないような使い方をしている人もいるかもしれません。
私も、公式に使うというよりも勉強会などで知り合った方々や極親しい友人達とのコミュニケーション手段としてつかうのが殆どです。

仕事に関係することで使うとすると、
1、外注先の開拓
2、研究会活動
と言ったところでしょうか?

特に2、の研究会活動の告知+補助ツールとしては、結構面白い使い方が出来るかもしれません。
来月から始める「ビジネス調査研究会」の告知や意見交換はSNSサイト大手のmixiのコミュニティを活用させていただいています。
新しい試みなのでドキドキしますが、研究活動を活性化するいいツールとして使えるのではないかと楽しみにしています。

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February 07, 2005

チョコラティエ

バレンタインが近いこともあるが、そうでなくてもチョコレートの専門店「チョコラティエ」は大人気だ。
職場や学校などで「義理」で配るチョコレートは減っている反面、本命チョコにかける費用は上昇!
チョコレートを取りまく環境はどのように変化してるのだろうか?

自分が楽しむチョコレート
バレンタインはチョコレートの年間販売量の一割強を稼ぎ出す、巨大プロモーションだ。
昨年あたりからブレークしている「チョコラティエ」も、この波に乗っかる形で、MDを行なっているが、チョコレートを食べる文化自体に変化が起きている。

・本命チョコにお金をかける
・同姓の友達とチョコレートを交換し合う「友チョコ」
・自分自身のご褒美に最高級のチョコを買う「ご褒美チョコ」
これらの現象を、よくよく考えてみると・・
「自分が楽しむために」買っているのではないかと考えられる。

また、チョコレートの本場ヨーロッパ諸国では一人当たりのチョコレートの消費量が日本の10倍にのぼると言われる。
日本では「子どものお菓子」として位置付けられ、「体によくない」レッテルも貼られていることもあるが、大人の生活シーンにチョコレートが出現する機会が極端に少ない。
本格的なチョコラティエが提供するチョコレートは、大人の嗜みとして新たなシーンを創造しつつあるのではないか?

ターゲットはもしかしてシニア世代や男性?
前述のように、チョコレートの販売ターゲットは定番では「子供」中心に組み立てられ、バレンタインを通じてF1を中心とした「女性層」へ広げている傾向にあった。
そこに、本格的なチョコラティエの登場。こちらは「子供菓子」とは位置付けが異なる(粒単価で言うと何十倍にもなる)。そのおいしさに気づいた女性が「自分で楽しむ」ことに目覚めたのは自然の流れであろう。

これをブームで終らせず、定番の位置付けを確立する為には、生活に密着したシーン訴求をする必要がありそうだ。
・いろいろなチョコレートを”味わう”シーン
・ワインやウィスキーといっしょに食べるシーン
・手土産やおもてなしでの活用シーン
・コーヒーブレークに活用するシーン
・セミナーのハーフタイムに出すシーン
・会議や徹夜作業で脳を活性化するシーン
これらのシーンは、F1だけではなく時間に余裕のあるシニア層へのゆとりのあるライフスタイル提案として、
ビジネスマン(男性)に対するシブ目のライフスタイル提案として、訴求することにより新たな安定市場を作ることができるのではないかと推測される。

参考:
100%チョコレートカフェ
日本チョコレート・ココア協会
ギフトのチョコレート

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January 24, 2005

フードテーマパーク

先日フードテーマパークの中でも、一番数の多いラーメンコンプレックスについての研究会があった。

ラーメンコンプレックス
今、日本にはラーメンをテーマにしたフードコンプレックスが40件近くあるらしい。
1994年にオープンした新横浜ラーメン博物館をはしりに、続々と増え続けているようだが、決して経営は楽ではないとの事。

都内だけでも
ラーメン激戦区(東京駅)
麺喰王国(渋谷)
ラーメン名作座(池袋)
品達(品川)
ラーメン国技館東京場所(お台場アクアシティ)
ここ一年ちょっとで急増している。

フードテーマパークは、ラーメン以外にも、カレー、餃子、スイーツなど、いろいろ出てきてはいるが、やはり根強い人気のラーメンは、フードテーマパークの王様と言っても良いだろう。

ラーメンは手軽に食べる日常食という見方もあるが、牛丼が300円前後、定食でも500円前後など、普段の食事としての一食単価はラーメンよりも低いのが現状。手軽さで言えば一皿100円以下の回転寿司の方が手軽かもしれない。そう考えるとラーメンは日常食と言うよりも寧ろハレの食べ物なのかもしれない。

ラーメンはエンターテイメント
ラーメン好きの日本人は、ラーメン食べ歩きが好き。
「美味しいと噂のラーメンだから、ちょっと高くてもここのラーメン屋に入ってみよう!」となる。
日常食としての市場を狙うなら、300円台かセットメニュで500円台に設定しないと、他のカテゴリーと勝負にならない。それより高い客単価を狙うなら、「噂のラーメン」にならないといけない。

ラーメンコンプレックスの場合はどうか?
「噂のラーメン店が近くにできた。だから食べに行こう!」と言うのはあるかもしれない。
でも、「噂のラーメン」を一通り食べたら、リピートしない。しかも行列に並ぶくらいなら、本店に行った方が良い。
ラーメンコンプレックスを継続的に、繁盛させるためには、ラーメンコンプレックスならではの戦略がなければならないのだろう。

ラーメンコンプレックスに対する要望として挙がったもの。
・飽きさせないエンターテイメント
・食べ比べ、試食などの出来る仕組み
・地域性など特徴のあるテーマ のあり方
・目玉となるフラッグシップ店のクオリティ 維持
・個店の個性をもっと引き出す
・健康に気を使ったメニュー提案
・待ち時間をなくす

実際、渋谷の麺喰王国で、食べ比べをしようと2食連続で食べてみた。
確かに、2店とも美味しかったが、流石に胃にもたれた。
だから、実際「食べ比べ」など出来ない。
ラーメンコンプレックスは、単に有名店の集まりではなく、ラーメンコンプレックスならではの楽しみ方、つまりエンターテイメントを提供する必要がありそうだ。


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January 11, 2005

起業ブーム

起業関係の雑誌や本が、また増えているような気がします。
データなどを見たわけ訳ではなく、あくまで「気がする」レベルですが・・。

90年代後半にあった、IT起業ブームは影を潜めているが、
今は、
 「週末起業」
 「情報起業」
 「田舎起業」
など、IT起業当時の「IPO目指してイケイケドンドン」というものではないようです。

代理店ビジネスは見極めが重要
FC代理店募集、販売代理店募集、ネットワークビジネスの仕組みの中には、結構マユツバなものも多く、起業をする人は気をつけないといけません。(実は私たちの周辺業界「探偵」のFCなども多いのだが・・)
起業を志す人が見る雑誌には、様々な情報が載っていますが、雑誌社はスポンサーであるFCや代理店本部を批判することは出来ない。だから、結構怪しげな情報でも堂々と誌面に載っています。
私どもでは、第三者の立場として、こうした本部の調査を行っています。
ただ、今は知り合いベースの依頼だけ。今後はもっと広くこのサービスを広げて行きたいと思います。

代理店ビジネスやネットワークビジネスを否定しているわけではありません。こうしたシステムは、うまく使えば、本部も代理店も相互にいい関係を維持しながら、加速度的に成長できます。
本部評価については、「いい悪い」を絶対的尺度で決めることは難しい。起業家自身との相性がいいかどうかの方が重要なのだと思います。

情報起業には専門性が必要
「情報起業」も流行っています。
多いパターンとしては
・自分が積み上げたノウハウをネット書籍として販売
・メルマガの購読数を増やして出版に持ち込む
・セミナーを開催して参加費を取るだけでなく、ビデオを販売して収益を上げる
といった所でしょうか。
これらのビジネスは、インターネットの特性をフルに活かしたもので、必ずしも都会で活動する必要が無いので、地方や田舎で起業したい人には挑戦しやすい形態かもしれません。

でも、安易にメルマガを発行すれば良いのか?ネット書籍の販売をすれば良いのか?
それだけで上手く行くことは奇跡に等しい。
情報の発信者自身がその道のエキスパートであったり、一度成功したノウハウを持っていないと、誰も興味を示してはくれないのです。

自分が本当にやりたいことか?
代理店ビジネスを使うにしても、情報起業をするにしても、起業するからには自己責任が原則。当事者意識なき者が経営者をやるべではないと言うことです。
誘われたからやるとか、流行っているからやると言うのなら、最初からやめておいた方が良いでしょう。
柔軟な対応も必要ですが、自分の立ち居地が定まらないと事業家として邁進できないでしょう。
事業環境調査(本部調査)においては、依頼者に対するこのようなカウンセリングを同時にしなくてはいけないのだと思うこの頃です。


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