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October 24, 2009

悪徳?信用調査

先日、知り合いの会社に信用調査が入ったと聞きました。

信用調査が入るということは、新規取引を検討しているとか与信枠の変更を検討しているなど、ビジネスの発展に伴うことなので、歓迎すべきことではあるのですが、話を聞くとちょっと様子が違うようです。

調査員が来て取材をするだけでなく、「紳士録に載せるからお金を払ってください」というようなことを言ったとの事。もしかして、信用調査を装った営業活動なのか?

業界大手の帝国データバンクさんや東京商工リサーチさんは、調査の担当と営業の担当はきちんと分かれているので、こういうことはまずありません。しかし、その他の信用調査会社のなかには、調査員が営業するというルール違反をする企業が後を絶ちません。もしかしたら、もともと調査依頼自体がないのに、単なる営業目的でやっている可能性も濃厚です。
対象企業の方が、信用調査に興味を持って質問されたような場合に、ご案内をするという程度なら仕方ない部分もあるのですが、通常信用調査の調査員が営業するというような場合は怪しいと思ってあまり相手にしないほうが得策です。

信用調査を装った売り込みをする怪しい事業者の存在が、我々調査業界の信用を失墜しています。非常に嘆かわしいことです。業界の地位向上のためには、対象企業に対してきちんとした姿勢・態度で取材を行うことが大切です。下手な売り込みをするよりも、真摯な態度で取材に専念することの方が、寧ろ営業効果はあるのではないかと思います。

信用調査の現場では、対象企業側が怪しい会社の場合も多く、直接聴取するだけでは真実が見えてこないような場合も多々あります。背景の深堀りや特殊な取材技法を使っての側面調査は、大手さんに出来ない腕の見せ所でもあります。
ただ、その立場に奢ることなく、直接聴取でのマナーなど対象企業の接し方についても気を配り、誇りを持った仕事をしたいものです。

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Posted by: best dating sites | January 13, 2015 08:47 AM

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