ポジティブ心理学
先日、駒場の東京大学に行ってきました。
ポジティブイノベーションセンター(CPI)主催で、「ポジティブ心理学」の講演会がありました。
○○心理学と言われるものは沢山あって、先日もピフノセラピー(催眠療法)の体験セミナーに行ってきたばかりです。
ただ、ポジティブ心理学は、個別の学派療法と並列のものではなく、これらのひとつ上の概念、いわば心理学の手法や考え方※をくくる「傘」のようなものだそうです。
※手法=コーチング・カウンセリング・ファシリテーション・AL etc.
考え方=ソリューションフォーカス・AI・NLP・認知行動療法 etc.
ですから、寧ろシンプルだともいえます。
名前的に、積極思考・プラス思考の心理学?というような単純なイメージを持ってしまいますが、疾病モデルを中心に発展してきた心理学に対して、ポジティブに活用する心理学という意味で、いわば「バランス心理学」と言っても良いとのことでした。
研究の柱は、個人と制度両面への有機的アプローチにより、ウェルビーイングを育むということ。ウェルビーイング(日本語にはしにくいのですが、「生きがい」とか「幸福感」「安寧」「心の豊かさ」など、良いこころの状態を言います)と言う言葉は、ホスピタリティでも語られる言葉ですが、海外の研究でウェルビーイングの構成要素と指標に関する研究データもあるとのことで、これは自分たちの研究にも参考になりそうです。
また、アプリシアティブ・インクワイアリー(AI、Appreciative Inquiry)と言う組織開発プログラムとの関連についても、非常に参考になる情報を得ることが出来ました。
AIやチェンジマネジメントなどの組織改革論も、今一度見直してみないと・・。
また、勉強することが増えてしまいました。
とはいえ、こうしたアカデミックな場での言葉や概念は、一般には難解な印象が強いのも事実です。私たちの使命は、これらの概念を分かり易い言葉に翻訳し、使い易い方法論にして実社会に提供することなのだと考えています。

